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藤井 崇史

-Takashi Fujii-
人物近影

株式会社REXEVについて


  私たち株式会社REXEV(レクシヴ)は、2019年1月23日に設立された新しい会社です。私含め3名で立ち上げた会社ですが、その3名とも、同じ会社に勤めていた仲間同士です。またその前職の会社は湘南電力さんと非常に縁のある会社だったこともあり、これに加えて小田原市と協力することで地産地消で再生可能エネルギーの活用を広めていきたいという思いがありましたので、会社立ち上げの時から小田原で展開することは決めていました。

 そして、再エネを使った電気自動車を普及させたいという目的で、電気自動車を移動手段としてだけでなく、〝電池〟としても使いますというコンセプトを考え、そのための最初のビジネスとして、環境にやさしいEV(電気自動車)カーシェアリングサービス≪eemo(イーモ)≫の運営を始めました。

EVカーシェアリング≪eemo≫の魅力


 事業開始時、20台でスタートしましたが現在では44台(取材時点)が西湘地区で走っています。ご自身の車をお持ちの方でも、車検時やご家族が使われていてたまたま足の無いときなど、ちょっとした移動で使っていただいていたり、観光地への交通手段として選んでいただいたり、さまざまな形で利用していただいています。この≪eemo≫の取り組みが最終的には「小田原に住んでいると気持ちがいい」とか「小田原に住んでいることが誇らしい」というような街の魅力に繋がってほしいと思っています。

 

環境への意識 ~〝将来の夢〟のような想い~


 小さい頃は、特別自然にまみれて遊ぶようなことはなく、夏休みに虫取りなんかをしてコオロギを飼ってみたりするくらいの子供でした。そこから少し成長すると、学生時代には自然地理を勉強していました。自然環境という大きなカテゴリのうち、植生や地形、気候などを扱っていたので、環境問題と関連して人間にとって何とかしなければならない問題が起きている認識は持っていました。
 また関西の出身なので、阪神淡路大震災の経験から災害対策などはいつか何かしなければならないと強く思っていました。その後、いろいろな経験を積みながら電気関係の会社に就いてエネルギー関係の仕事をしていると、温暖化のことは切り離すことができませんし、他の業界よりもいち早く手を付けなければならないと言われている業界です。確かに自分でも、どう考えてもこのままでは限界だなという感覚でしたが、なかなかできることが思いつかないという時期が続きましたが、会社立ち上げの話が出てきて、ようやく解決の糸口になりそうで自分でもちゃんと扱えそうなところに至ったと思っています。

おだわら環境志民ネットワークとの出会い



 たまたま市内のイベントで「NPO法人チルドリン」の福田さんと出会いまして、その際にお誘いいただいたのがキッカケです。私たち株式会社REXEVとおだわら環境志民ネットワークのゴールイメージはすごく近いと思いましたが、当初は、お役に立てることがあるかどうか分からず、また〝志民〟と名の入っているネットワークに対して企業的なスタンスで入っていいものか悩んだのですが、辻󠄀村会長とは仕事柄もともと面識がありましたので、相談させていただいたところ、営利的な意見も必要であるし、お互いにバランス取りながらできるとオープンに受け止めていただいたので入会を決めました。

 移住者の私から見て、小田原の街はすごく好きです。なんでもあって、それこそ東京と変わらないような生活もできますし、森里川海に囲まれた自然もあって、非常にコンパクトにまとまった街だと思います。ただそれを維持していく必要もあります。人口減少や環境問題そういった問題は世界中で起こっているので、そこに対して、早めに手を打っていくことによって〝魅力的な街〟になれたらいいと思います。もともとある資源も多いしそれを活かしたり守ろうとする取り組みがあって、ほかの地域も小田原のやり方を参考にしてもらえるような街づくりの一助になりたいと思います。
 エネルギーもそうですが、自動車はコンテンツではなくインフラ(手段)だと思っています。「ドライブがしたくて自動車に乗る」という欲求も確かにありますが、大多数は「何かをするために乗っている」と思います。おだわら環境志民ネットワークの皆さんの活動は体験などコンテンツが多いので、そういったものに対する移動手段として≪eemo≫を使っていただいたり、提携したりすることで相乗効果を生み出せたらいいと思います。