Loading...
合同会社小田原かなごてファーム
曽我山は昔『オレンジと緑の色で埋め尽くされていた』といわれます。高齢化と担い手不足によって曽我の山はあれ始めているのです。小田原全体でも耕作放棄地は170ヘクタールにのぼると言われています。 そこでこの問題を「素人」だからこそできる手法で解決できないか?と考えました。素人が各々働いたり、経験したことから得られる知恵を結集したらこの問題の解消のヒントが得られるかもしれない。そして、もし素人ができれば、誰もがこの手法を使って耕作放棄の問題にとりくめるのではないか。そのような思いで耕作放棄直前だった1反5畝のみかん畑を地権者から借り受け保全する運動を始めました。
私達の活動は「ただ単にみかん畑を再生する」ことにとどまりません。このプロジェクトをマニュアル化しモデル化することで持続可能なものとし、そのノウハウを他の同じような悩みを抱えている地域に導入するお手伝いをしたいのです。 そして、地域に広がる耕作放棄に歯止めをかける具体の手法を提示し地域に希望と活力をもたらすことを最大の価値目的としている。放棄された農地をみんなで保全する、ということだけでなく、そのノウハウを提供し、仕法とも言うべき手法を広げることにこそこのプロジェクトの新しさがあると考えます。(かなごてファームHPより抜粋)